サロンやクリニック、事務所を閉院・閉店するとき、運び出す荷物そのものよりも手間がかかりやすいのが、ビル管理会社への手続きです。商業ビルやオフィスビルでは、搬出の日時や業者の情報を事前に届け出るルールがあることが多く、知らずに業者を手配すると、直前になって条件が合わないことがあります。この記事では、依頼前に確認しておきたい手続きをまとめました。
管理会社に確認しておきたいこと
- 作業申請の要否:搬出入の作業届や工事届の提出が必要かどうか。提出期限が作業日の数日前に設定されていることもあります
- 業者情報の記入:申請書に、業者の社名・住所・電話番号、現場担当者の氏名と携帯電話番号の記入を求められることがあります
- エレベーターと荷捌き場:搬出用エレベーターの予約、荷捌き場や車両を停める場所の指定があるか
- 作業時間帯:平日の営業時間外のみ、土日は不可など、作業できる時間が決まっていることがあります
- 共用部の養生:エレベーターや廊下の養生が必要か、誰が行うか、養生材の指定があるか
共用部の養生を指定された場合
ビルによっては、エレベーター内部や共用廊下の床・壁を、指定の養生材で業者が保護することを条件にしています。この場合、管理会社の基準を満たす養生ができるかが、業者を選ぶうえでの一番の判断材料になります。
ラビット救急便の養生は、荷物を擦れや汚れから守るための簡易的なものが中心です。管理会社から共用部の養生を条件として指定されている場合は、養生作業に対応した引越し専門業者への依頼をおすすめしています。養生の指定がないビルや、荷物の量が少ない移動であれば、テナントの入口から入口までの受け渡しで対応できます。
業者に見積もりを頼むときに伝えること
- 集荷先・配送先のビル名と階数、エレベーターの有無
- 管理会社の作業申請の要否と、作業できる時間帯
- 共用部の養生の指定の有無
- 荷物の一覧(施術ベッド、機器、イス、段ボールの数など)と、大きな物のサイズ
- 請求書払いの希望の有無
ビルのルールを最初に伝えておくと、見積もりの金額や作業時間の見込みがずれにくくなり、直前の手配のやり直しを防げます。業種別の段取りは美容室・サロンの什器搬入完全ガイド、オフィスの移転は小規模オフィス移転の段取りガイドも参考にしてください。
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閉院・閉店に伴う什器や機器の移動は、ビルのルールに合うかを最初に確認するのが近道です。ビル名・階数・管理会社のルールと荷物の一覧をお知らせいただければ、対応可否とあわせて概算をご案内します。法人様は請求書払いにも対応しています。お問い合わせは電話・LINE・お問い合わせフォームからどうぞ。