配送や引越しで「養生(ようじょう)します」と言われても、具体的に何をするのか分かりにくいものです。養生とは、簡単に言えば荷物や建物を傷・汚れから守るための保護作業のこと。この記事では、養生で何をどう守るのか、どんなときに必要かをわかりやすく整理しました。
養生には2つの対象がある
配送の養生は、大きく次の2つを守ります。
1. 荷物を守る養生
家具家電そのものを、毛布・気泡緩衝材・ラップなどで包み、運搬中のキズ・擦れ・振動から守ります。角や画面など傷つきやすい部分を重点的に保護します。
2. 建物を守る養生
荷物を運ぶ通り道(エントランス・廊下・エレベーター・玄関まわり)を保護シートなどで覆い、壁・床・扉のキズや汚れを防ぎます。
マンションでは養生が求められることも
マンションでは、管理規約で共用部・エレベーターの養生が必須とされている物件があります。エレベーターに養生パネルを取り付ける、エントランスに保護シートを敷く、といった対応です。事前に管理会社・管理人へ確認が必要な場合があるため、規約があれば依頼時にお知らせください。マンション配送の全体像はマンションの配送ガイドをご覧ください。
大型・長距離では荷物の養生が効く
大型家具や重量物、長距離輸送では、運搬中の振動や荷崩れでキズが生じやすくなります。毛布や緩衝材でしっかり養生し、荷台で固定することでダメージを防ぎます。長距離の固定・養生のコツは長距離輸送で家具・家電を守る固定・養生術にまとめています。鏡やガラスなどの割れ物は特に丁寧な養生が必要です(割れ物の配送で気をつけること参照)。
養生の料金の考え方
養生は、必要な範囲で対応します。荷物の養生・梱包作業や、共用部の養生は、内容に応じてオプション料金がつくことがあります(目安は+1,000円〜)。マンションの規約で指定の養生が必要な場合も、事前に分かれば見積もりに反映できます。何をどこまで守りたいか、規約の有無を教えていただければ、過不足なくご提案します。
依頼時に伝えるとスムーズな情報
- マンションの管理規約で養生の指定があるか
- 特に傷つけたくない荷物・建物の箇所
- 運ぶ品物の内容とサイズ(割れ物・精密機器の有無)
- 建物条件(エレベーター有無・共用部の状況)
関連コラム
養生は「傷つけない配送」の基本です。守りたい荷物や建物の規約があれば、遠慮なくお知らせください。電話・LINE・見積もりツールからご相談いただければ、必要な養生も含めてご案内します。