PC周辺機器の運搬は、家具家電の中でも特に「中身が壊れやすい」カテゴリ。落下や衝撃で液晶パネルが割れる、HDDが故障するといったトラブルは、運び方ひとつで防げます。この記事では、PC本体・モニター・デスクをそれぞれ一人で運べるラインと、安全な持ち方・梱包を整理しました。
PC本体・モニターの重量目安
| 機種 | 重量目安 | 一人運搬 |
|---|---|---|
| ノートPC(13〜16インチ) | 1〜2.5kg | 可(リュック推奨) |
| デスクトップPC(ミニタワー) | 5〜10kg | 可 |
| デスクトップPC(フルタワー) | 10〜18kg | 可(重量物) |
| 液晶モニター(24インチ) | 3〜5kg | 可 |
| 液晶モニター(27インチ) | 5〜7kg | 可(奥行きに注意) |
| 液晶モニター(32インチ以上) | 7〜12kg | 二人推奨 |
| ウルトラワイドモニター(34〜38インチ) | 8〜15kg | 二人必須 |
重量より「形状」の問題が大きいのがモニターです。横幅が80cmを超えると一人で抱えても腕の長さに余裕がなくなり、液晶面に手をついてしまうケースが多発します。
液晶モニターの正しい持ち方
- 液晶面は内側:自分の体側に向けて、外側には背面(プラスチック筐体)を向ける
- フチ(ベゼル)を持つ:本体の縁を両手で支える。液晶パネル中央を押すと表示異常やドット抜けの原因に
- スタンドは外すか折りたたむ:突き出していると角に引っかかる
- VESAマウント外し時は注意:背面の重心バランスが変わるため、外す前と同じ姿勢で持つ
PC本体の梱包と運び方
デスクトップPC(タワー)
内部のHDD・SSD・グラフィックボードに衝撃を与えないことが最重要です。
- 側面パネルを開けてケーブルやパーツの緩みを確認、必要なら結束バンドで固定
- HDDはマウンタに確実に固定されているか確認(古い機材は緩みがち)
- 本体は必ず縦置きで運搬。横倒しはHDDヘッドが破損する可能性
- 段ボールに入れる場合は四面に5cm以上の緩衝材
- 運搬中は振動を最小限に
ノートPC
- 画面を閉じてからスリーブやリュックに入れる
- 電源・ケーブル類は別ポーチに分ける
- 外付けSSD・HDDは衝撃に弱いため、内部緩衝のあるケースで運ぶ
元箱の有無で変わる安全度
モニターもPCも、元箱(購入時の専用緩衝材入りの箱)があれば運搬の安全度が一気に上がります。引越予定があるなら、元箱は最後まで処分せず保管しておくのがおすすめです。
元箱がない場合は以下で代用:
- 家電量販店で同等サイズの空き箱をもらう
- 引越用の段ボール+プチプチ巻きで自作(液晶面側に毛布2枚以上)
- 急ぎなら毛布3枚で巻いてストラップで固定(応急処置レベル)
PCデスクの運び方
シンプルな勉強机タイプ
幅100〜120cm・天板厚20mm程度のシンプルなデスクなら、一人で運べる場合が多いです。ただし重量は10〜15kgで、長辺120cmは廊下の角で詰まりやすいため、出発前に経路を確認してください。
L字デスク
L字型は形状的に一人運搬不可です。長辺が180cmを超えることが多く、廊下を曲がれません。必ず分解して運んでください。
電動昇降デスク
モーター内蔵で重量30〜45kgが一般的。一人運搬は事実上不可で、二人作業か配送依頼一択です。配線・モーターユニットを天板から外さないと運べないモデルもあります。
分解時のコツ
- 脚を外す場合、ネジは天板にマスキングテープで貼り付けておく
- 分解の手順を写真で撮っておく(組み直し時の自分への保険)
- 天板は床に直接置かず、毛布の上に置いて傷を防ぐ
- 配線が天板裏についている場合は外す
配送依頼すべきケース
- 32インチ以上の大型モニター・ウルトラワイドモニター
- L字デスク・電動昇降デスク(分解の自信がない場合)
- フルタワーPC+大型モニター+デスクを一括で運びたい
- 移動距離が5km以上、または階段搬入が必要
- 高額なゲーミングPC・自作PCで破損リスクを最小化したい
セットでまとめて運ぶ場合の料金感は 軽トラレンタル vs ラビット便 で詳しく扱っています。
ラビット救急便ができること
ラビット救急便では、PC・モニター・デスクをまとめた配送に対応しています。「テレワーク用に一式運びたい」「ジモティーで購入したモニターを引き取りに行く」など、PC関連の単品〜セット配送をご相談ください。デスクの分解組立はオプションで承ります。詳しくは サービス案内 をご覧ください。
液晶モニターの取り扱いには毛布養生を標準で行い、振動の少ない積み方で配送します。