飲食関連の什器搬入ガイドはほかに、飲食店の営業時間外搬入完全ガイド を用意しています。本記事はカフェ・小規模店の「開業時の一括搬入」「カウンター中心の什器」「1〜2名運営」に軸を置いています。大型厨房機器・深夜営業店の入替が中心の場合は、飲食店ガイドをご参照ください。
「内装は仕上がったけれど、エスプレッソマシンや冷蔵ショーケースをどう搬入すればいいかわからない」「居抜き物件で前の什器を片付けながら新しい什器を入れたい」――カフェ・小規模飲食店の開業では、什器・厨房機器の搬入が開業準備の山場のひとつです。重量物と精密機器が混在し、テナントの搬入ルールも絡みます。
本記事では、カフェ・小規模店の開業什器搬入を、開業スケジュールを止めずに進めるための段取り、什器ごとの注意点、料金感、法人取引の流れまで実務目線で整理しました。
カフェ・小規模店で搬入が必要になる典型シーン
- 新規開業時の什器一括搬入:内装完了後、開業1〜2週間前にエスプレッソマシン・冷蔵庫・カウンター・テーブル椅子を一気に搬入
- 居抜き物件の入替:前店舗の残置什器を撤去しつつ、新しい什器・機器を搬入
- 機器の入替・追加:エスプレッソマシンの買い替え、製氷機・冷蔵ショーケースの増設
- レイアウト変更・席数調整:テーブル・椅子の追加や配置換え
- 閉店・移転時の什器撤去:閉店日翌朝までの機器搬出と処分
- イベント・ポップアップ出店:什器・備品の搬入と撤収
開業搬入の進め方
段取りの精度で、搬入の所要時間も追加料金も変わります。カフェは重量物(マシン・冷蔵庫)と割れ物(食器・グラス)が混在するため、事前の情報共有が成否を分けます。
1. 物件・搬入経路の事前確認
- 搬入口から店内設置場所までの動線(間口・通路幅・段差・天井高)
- テナントビルの搬入可能時間帯と事前申請の有無(深夜帯NGの物件もある)
- 使用可能なエレベーターと耐荷重(2階以上の物件・地下店舗は要確認)
- 共用部の養生範囲・指定養生業者の有無
- 給排水・電源位置(搬入後すぐ設備業者が接続できる位置か)
2. 什器サイズと機器情報の共有
- 各什器・機器のサイズ(幅・奥行き・高さ)と重量(梱包含む)
- エスプレッソマシン・製氷機の電源仕様(単相100V/200V)
- 冷蔵ショーケース・業務用冷蔵庫の搬入経路(扉開口・曲がり角を通るか)
- 分解搬入が必要な什器(造作カウンター・大型テーブル)
3. 時間帯と作業内容のすり合わせ
- 希望時間帯の対応可否(日中・夜間・早朝)
- 所要時間の見積もり(什器・機器10点前後で2〜3時間が目安)
- 組立対応の可否(カウンター・テーブル・椅子)
- 居抜き残置物の撤去・処分の同日対応可否
什器・機器ごとの注意点
エスプレッソマシン・グラインダー
- 業務用マシンは20〜80kgの重量物。精密機器のため水平・無振動で搬入
- 給水・排水・電源(200V機種が多い)の接続は設備業者の領域。設置位置までの搬入と水平出しが作業範囲
- グラインダー・ミルは別梱包。設置場所までまとめて搬入
製氷機・冷蔵ショーケース・業務用冷蔵庫
- 製氷機は給排水接続が必要。搬入後は設備業者が接続できる位置に据付
- 冷蔵ショーケースは扉開口・曲がり角で「入らない」が起きやすく、事前の寸法確認が必須
- 冷蔵機器は搬入後すぐ通電せず、数時間置いてから電源を入れる(横倒し搬入後は特に注意)
カウンター・テーブル・椅子
- 造作カウンターの現地造作・固定は内装業者の作業範囲。組立式什器は組立対応可
- テーブル・椅子は複数台まとめて搬入。脚部組立にも対応
- 大型一枚板テーブルは重量・サイズに注意し2〜3名作業
食器・グラス・備品
- 段ボール梱包の割れ物は緩衝材での梱包を推奨
- 消耗品・パッケージ類はまとめて搬入し開業準備を効率化
- レジ・タブレット・POS機器は精密機器扱いで別梱包
一般運送で対応できないもの
以下は専門業者の領域となり、当社では対応していません。発注時に設備業者・内装業者経由で別手配をお願いします。
- 給排水・ガス配管の接続工事
- 電気工事(200V配線・専用回路設置)
- 造作カウンター・造作家具の現地造作・固定
- 排気・換気ダクトの設置
- シンク・厨房設備の据付配管
テナント・商業施設での注意点
搬入可能時間と事前申請
商業ビル・駅ビル・路面店併設ビルでは、搬入時間帯が限定され、事前申請が必要なケースが一般的です。搬入日時・作業員人数・車両ナンバー・搬入物リスト・養生範囲の提出を求められることがあります。開業日から逆算し、申請期限(多くは1〜2週間前)を押さえておきましょう。
居抜き物件の残置物確認
居抜き物件は「造作譲渡の範囲」と「撤去すべき残置物」の切り分けが曖昧なまま進むとトラブルになります。残す什器・撤去する什器を事前にリスト化し、撤去品の処分も同日でまとめると効率的です。
料金感|深夜帯・土日祝の加算
ラビット救急便の営業時間外搬入の料金加算は以下のとおりです。
- 夜間料金(18時〜22時):基本料金 +3,000円
- 深夜・早朝料金(22時〜翌8時):基本料金 +8,000円
- 土日祝料金:基本料金 +5,000円
- 当日対応料金:基本料金 +2,000円
- 3時間以内緊急対応:基本料金 +4,000円
これらは合算されます。正確な金額は 見積もりツール で時間帯・サイズを指定すると自動計算できます。詳細な料金体系は 当日・夜間配送ページ に整理されています。
法人取引の流れ
請求書払い対応
法人のお客様は請求書払い(月末締め翌月末払い)に対応しています。複数案件をまとめて月次精算が可能なため、開業時の搬入・什器追加・備品補充をまとめて運用できます。
継続契約・定期便
多店舗・複数教室を運営される場合は、月次の継続契約として定期便を組むことも可能です。発生頻度の高い什器入替・備品配送をまとめて運用設計します。
適格請求書発行事業者
SYSTR株式会社は適格請求書発行事業者として登録されており、インボイス制度に対応した請求書を発行可能です(登録番号:T7040001108170)。
失敗しやすいポイント
- 機器寸法の確認漏れ:冷蔵ショーケースが扉を通らず搬入できない
- 設備接続範囲の誤解:給排水・電源接続まで頼めると思い込み、当日設備業者が不在で通水できない
- 搬入時間帯の確認漏れ:テナントの深夜帯搬入NGに当日気づき予定変更
- 居抜き残置物の切り分け不足:撤去範囲が曖昧で当日に作業量が膨らむ
- 冷蔵機器の即通電:横倒し搬入後すぐ通電して故障
ラビット救急便のカフェ・小規模店搬入対応
- 開業時の什器・機器一括搬入、日中・夜間・早朝の時間帯対応
- 居抜き物件の残置物撤去と新什器搬入の同日対応
- エスプレッソマシン・製氷機・冷蔵ショーケースの搬入・据付(配管接続は設備業者)
- カウンター・テーブル・椅子の組立対応
- 旧什器・機器の引取・処分の同日対応可
- 請求書払い(月末締め翌月末払い)、月次定期便も相談可
- 適格請求書発行事業者(インボイス対応)
詳しくは 店舗オープン時の什器・備品搬入、22時〜翌8時の深夜・早朝配送、法人向け配送 もあわせてご覧ください。
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