業種別の什器搬入ガイドはほかに、クリニック・歯科医院の医療機器搬入、フィットネスジム・ヨガスタジオのマシン搬入 を用意しています。サロン軸(什器中心・水回り設備あり)、医療軸(精密機器中心・院内動線重視)、ジム軸(超重量物中心・床耐荷重重視)で論点が違うため、業種に合わせてご参照ください。
「営業中に什器を運び込まれると接客できない」「月曜の休業日に一気に搬入したい」――美容室・サロンの経営者にとって、什器や機器の搬入タイミングは大きな悩みです。火曜〜日曜は予約で動けず、夜は施術中。結果として、休業日(多くは月曜)または閉店後22時以降の限られた時間で搬入する必要があります。
本記事では、美容室・ネイル・エステサロンの什器搬入を、業務を止めずに進めるための段取り、テナント規約への対応、料金感、法人取引の流れまで実務目線で整理しました。
サロン什器搬入が必要になる典型シーン
美容室・サロンで「営業時間外でないと搬入できない」となるのは以下のような場面です。
- 新規開業時の什器一括搬入:内装工事完了後、開店1〜2週間前にスタイリングチェア・シャンプー台・ワゴン・ミラーを一気に搬入
- スタイリングチェア・シャンプー台の入替:故障・リニューアルでの買い替え。営業を止めずに休業日中に入れ替え
- 店舗リニューアル時のレイアウト変更:ミラー位置・チェア配置の入替に伴う部分搬入・移動
- 季節什器の追加・撤去:年末年始・繁忙期の追加什器、シーズン商品ディスプレイの入替
- 閉店・移転時の什器撤去:閉店日の翌朝までに什器をすべて搬出、原状回復工事へ引き継ぎ
- サテライト店舗・出店時の機器移送:複数店舗運営での既存什器の移動・分配
営業時間外搬入の進め方
段取りの良し悪しで、搬入の所要時間も追加料金も変わります。以下のステップで進めるのが基本です。
1. ビル管理規約の事前確認(最重要)
商業ビル・テナント物件は、搬入可能な時間帯・経路・養生範囲が細かく定められていることがほとんどです。以下を必ず管理会社に確認してください。
- 搬入・搬出可能な時間帯(深夜帯NGの物件、休日NGの物件もある)
- 使用可能なエレベーター(業務用 or 一般用)と予約方法
- 共用部の養生範囲・指定養生業者の有無
- 搬入車両の駐車スペース(地下駐車場の車高制限、路上駐車可否)
- 事前申請書の提出期限(多くは1週間前)
2. 什器サイズ・搬入経路の事前共有
スタイリングチェアやシャンプー台は奥行きがあり、店舗入口や階段で「入らない」というトラブルが起きやすい品目です。事前に以下を共有しておくと当日のリスクを大きく減らせます。
- 各什器のサイズ(幅・奥行き・高さ)と重量
- 搬入口から設置場所までの動線(廊下幅・曲がり角・階段の有無)
- 設置場所の電源容量(ドライヤー多数稼働時の容量に注意)
- シャンプー台の給排水位置(床下配管 or 壁出し配管)
- 床耐荷重(油圧式チェアは1台30kg超、シャンプー台は配管込みで重量物)
3. 配送業者との時間帯すり合わせ
営業時間外対応の業者でも、対応可能な時間帯はスタッフ稼働状況により決まります。以下を事前に確認するとスムーズです。
- 希望時間帯の対応可否(月曜定休日の昼間 or 閉店後22時開始など)
- 所要時間の見積もり(チェア4〜6台で2〜3時間程度が目安)
- 料金加算の確認(深夜帯・土日祝・緊急対応の組み合わせ)
- 給排水・電気接続の対応可否(接続工事は専門業者の別手配が必要)
- 旧什器の引取・処分の同日対応可否
美容室什器ごとの注意点
スタイリングチェア
- 油圧式は1台30〜40kg。2名作業が基本で、油漏れ防止のため横倒し厳禁
- 背面リクライニング機構があるため、梱包を解いてからの搬入は破損リスク大
- 設置後の昇降油圧調整は店舗側 or メーカー手配が一般的(配送業者の範囲外)
シャンプー台
- 給排水接続が必要。配管位置(壁出し or 床出し)を事前確認
- 本体重量+ボウル重量で40〜60kg。搬入経路の幅・段差注意
- 給排水の接続工事は水道工事業者が必要。当社は設置位置までの搬入対応
- 撤去時は給排水の切離し済が前提。当社で切離しはできないため事前手配を
ワゴン・トレイ・施術台
- キャスター付きが多く、軽量。複数台まとめて搬入可能
- 引出しの中身は事前に取り出してダンボール梱包推奨
ロッカー・スタッフ用備品
- スチールロッカーは1台20〜30kg。バックヤード設置のため動線確認
- 従業員用ドリンクサーバー・冷蔵庫の搬入も同時対応可
ミラー・壁面什器
- 大型鏡は割れリスクが高く、専用養生が必要(緩衝材+当て木)
- 壁面取付は内装業者の作業範囲。配送業者は床置きまでの搬入対応
ドライヤー・小物・薬剤
- 段ボール単位で搬入。1店舗オープンで段ボール20〜50箱が目安
- カラー剤・パーマ液など液体は箱の天地を明示。漏れ対策の二重梱包推奨
テナントビル・商業施設での注意点
業務用エレベーターと営業時間制限
テナントビルでは業務用エレベーターしか使えない時間帯(深夜帯)があり、サイズ・耐荷重の確認が必要です。スタイリングチェアやシャンプー台が業務用エレベーターに収まるかは事前に内寸を測ってください。
共用部の養生
共用廊下・エレベーター内・エントランスは管理会社指定の養生材で保護することが求められます。当社作業員が当日持参する養生で対応できる物件もあれば、指定養生業者の手配が必要な物件もあります。
事前申請書の提出
多くの物件で「搬入申請書」の提出が必要です。記載内容は以下が一般的:
- 搬入日時・所要時間
- 作業員人数・氏名・身分証
- 搬入車両のナンバー・台数
- 搬入物のリスト・重量物の有無
- 養生範囲・養生業者
提出期限は物件により1週間〜2週間前が多く、間際だと申請が通らないことがあります。スケジュールには余裕を持たせてください。
料金感|深夜帯・土日祝の加算
ラビット救急便のサロン什器搬入の料金感をまとめると以下のとおりです。
- 夜間料金(18時〜22時):基本料金 +3,000円
- 深夜・早朝料金(22時〜翌8時):基本料金 +8,000円
- 土日祝料金:基本料金 +5,000円
- 当日対応料金:基本料金 +2,000円
- 3時間以内緊急対応:基本料金 +4,000円
これらは合算されます。たとえば「月曜定休日の深夜2時に新規開業什器搬入」なら:基本料金 + 深夜8,000円 = 基本+8,000円。月曜は通常平日扱いのため土日祝加算は不要です。
正確な金額は 見積もりツール で時間帯を指定すると自動計算できます。詳細な料金体系は 当日・夜間配送ページ に整理されています。
法人取引の流れ
請求書払い対応
法人のお客様は請求書払い(月末締め翌月末払い)に対応しています。複数案件をまとめて月次精算が可能なため、什器追加・季節物入替・サテライト店舗への移送をまとめて運用できます。
継続契約・定期便
サロンチェーン・複数店舗運営の場合、月次の継続契約として定期便を組むことも可能です。発生頻度の高い什器入替・備品配送をまとめて運用設計します。
適格請求書発行事業者
SYSTR株式会社は適格請求書発行事業者として登録されており、インボイス制度に対応した請求書を発行可能です(登録番号:T7040001108170)。
失敗しやすいポイント
- ビル規約の確認漏れ:「営業時間外搬入NG」「業務用EVなし」の物件で当日延期、再手配コスト発生
- 事前申請の遅延:申請が間に合わず搬入できない、別日程に再調整
- シャンプー台の配管位置の確認漏れ:設置位置と配管が合わず、水道工事の追加手配
- 電源容量の確認漏れ:ドライヤー複数台稼働でブレーカー落ち、電気工事の追加
- 旧チェアの撤去同時依頼忘れ:新チェア搬入後に旧品が店内に残り、後日再手配
ラビット救急便のサロン什器搬入対応
ラビット救急便では、美容室・サロン経営者様向けに営業時間外搬入の継続的な対応をしています。
- 月曜定休日・閉店後22時〜翌6時の深夜帯搬入、早朝5〜8時の対応OK
- 商業ビル・テナント物件の搬入規約に応じた段取り
- スタイリングチェア・シャンプー台・ミラーの搬入対応(給排水接続・電気工事は別業者要)
- 旧什器の引取・処分の同日対応可
- 請求書払い(月末締め翌月末払い)、月次定期便も相談可
- 適格請求書発行事業者(インボイス対応)
詳しくは 22時〜翌8時の深夜・早朝配送、店舗オープン時の什器・備品搬入、法人向け配送 もあわせてご覧ください。
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